人生観の違い その2
こうした環境の違いが、人生観の違いを生む一つの大きな要因ですね。
自己は自己であって、完全に自己の自由にできない自己、生命であることも事実です。
そこにまた、逃れられない人間としての苦しみと悩みがあるわけです。
たとえ人生観が異なっても、その人にまつわる多くのことを知れば、その人の今のあり様や考えがなるほどとうなずけることも多いと思います。
むしろ人生相談の場面ではなく、医療指導の困難性が問題なのでしょうね。
指示どおりしないで勝手なことばかりしている患者さんでも、誠意、正論を尽くしてもどうにもならなければやむを得ません。
しかし看護側の努力だけではなく、その人の今のあり方によって来たるところがわかれば、その面から働きかけることもできますよね。
そしてそのほうが、看護者よりも有効なことがままあると思います。
それが理解だと、わたしは思います。